豊胸は欧米諸国で突然始まった治療技術体系です。当初は見切り発車と言わざるを得ない、安全に無頓着な治療法が罷り通っていたようです。しかしすぐ、より安全性を高めるシリコンバッグの挿入という、画期的な技術が開発、実用化されました。現在も続く人工乳腺のインプラント手術です。高い安全性と、より大きな効果がユーザーの支持を得、豊胸の主流として長く美容外科の看板メニューとなりました。
その後、豊胸に用いるバッグにも次々改良が加えられ、サイズも何段階にも渡ってバリエーションが設けられ、様々なケースに見合った繊細な治療が可能となりました。特に日本の美容外科では早くから豊胸の技術に研鑚が積まれ、より高みへと成長していきました。インプラントの人工乳腺手術も、その仕上がり、安全性において、もはや世界最高峰クラスと言って差し支えありません。
豊胸に用いられるバッグは、バッグそのものの材質・充填物の性質・全体のシェイプ・サイズ・耐久性など、様々な要素が求められます。ぬいぐるみにアンコを詰めるような単純なものではないのです。女性のバストというものは、優美な曲線を描き、柔らかく、なめらかな弾力性を維持しなくてはならないからです。しかも体内の、最もデリケートな部位に異物を挿入するわけですから、安全性も万全のものが求められます。
そうした諸条件をすべて完璧にクリアしたパーツでなければ、豊胸には用いることが無い、というのが日本の美容外科に携わるドクターたちの一致した見解です。幸いそうした条件に見合う優れた品質のバッグが開発・実用化され、日本の美容外科では厳しい安全基準の数々をことごとくパスしたバッグしか使用されません。そうした意味でも、日本の豊胸は世界一安全であるということが言えると思います。
豊胸に携わる日本の美容外科医の技術レベルが極めて高いことも、日本の豊胸をより安全側へと押しやっていると思います。さらに頼もしいのは、日本のドクターが単なる技術者である以上に、芸術家としての心を持っているということではないでしょうか。日本の美容外科の行う豊胸は自然で美しい。これはもう、我々ユーザーが世界に誇ってもよいことだと確信します。豊胸の治療が始まって、あっという間に現在の技術水準にまでのぼりつめてしまったわけですが、それにしても日本の豊胸はすごいですよ。